ネズミの習性を利用した『筒型の罠』

ネズミの習性を利用した『筒型の罠』 ネズミの罠

ネズミの粘着式の罠(粘着トラップ)を使う方は多いですが、初めのうちは良くてもそのうちに捕れなくなるという声はよく聞きます。
頭の良いネズミは仲間が罠にかかったのを見て「これは危険なもの」というのを、すぐに学習してしまうからです。

ネズミが粘着罠にかかると「キーキー」鳴き騒ぎます。
普段はめったに鳴かないネズミは、この時は異様に大声で泣きわめきます。
通訳するとこんな意味です。

「あっー、ベタベタするやつに捕まってしまった!!!!! しまった! お前らこれは危険だぞ!」

この声で危険を仲間に知らせてしまうから、そしてもう一つフェロモンでも危険を知らせます。

ネズミは危険なめにあうと、ラットの肛門周囲部より特殊なフェロモンを出し、それを嗅いだラットの不安を増大させるという研究結果もあります。

いままでの経験で言いますが、うちの場合、鳴き騒ぐのは決まって粘着シート罠の場合でした。
ちなみに猫がネズミを捕えたときも同じように騒ぐので、粘着罠は敵に捕まえられた感があるのでしょうか。

あんなベタベタなものにくっついて身動きがとれないのですから、当たり前といえば当たり前ですけど。

案外騒がないのは籠罠です。

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「あら、いつのまにか入ってた」ということも多いので、あまり大騒ぎはしないのですが、欠点もあります。
外から捕えられている仲間が丸見えなので、やっぱり危険だと学習されてしまいます。

なので、「危険」を仲間のネズミに知らせないで捕まえられる罠が理想です。

筒型のネズミ捕り罠いろいろ

チュートルマン

筒型の罠は(有名なのは「商品名:チュートルマン」)は、ねずみが囲まれている狭い空間に入りたがる修正を利用した優れた罠だと思います。

もともと野生動物の研究のためにあった「シャーマン式トラップ」というものを、応用したものです。

シャーマン式トラップ

シャーマン式トラップ

踏板を踏むと扉が閉じる仕組みで、かなりシンプルなものです。
ただ、ブリキでできているので野外でも使えるし、半永久的に使える優れものです。

ねずみがこの罠に入ると扉が閉まります。そして行ったり来たり出口を探します。カタンカタンと音で人間は気づきますので、割とすぐに回収できます。
回収しないまま、置いておいても喚き散らしたりしないし、ブリキなので中が仲間に見えないので学習されなくてすみます。

ねずみの仲間のハムスターも筒状のトンネルの玩具を置いておくと入りますが、ねずみはトンネル状のものが好きみたいです。
目が悪いので、身体に何か触れさせて移動するためです。

  • チュートルマンの優れているのは、先が見えるトンネル状であるという点
  • 金属なので半永久的に使用できる点
  • 中が見えないので他の仲間に学習されにくい
  • ねずみを見ないで処理できる専用のケースが付いている

筒型の罠は他にもいくつかあります。

私は使ったことはありませんが、プラスチック製のものもあるようです。ただし、こちらは子ネズミサイズだそうで、大きなネズミには不向きなようです。
中も丸見えなので、かかった仲間を見てしまうのがどうかなと思います。

その名もずばり『ネズミ捕獲器』というのもありました。

 Sa-kichi ねずみとり2個セット ネズミ捕獲器

中が見えてしまうというのは心配なさそうです。
海外では使われていたようで、日本にやっと上陸したタイプのだそうです。

こちらはネズミが入ると重さで蓋が閉じるという構造です。

筒型のネズミ捕り罠のねずみの処理

筒型のネズミ捕り罠でネズミを捕えたあとの処理法を書きます。
チュートルマンなら専用のプラスチック容器がセットで付いていますのでその中に入れて、他の商品ならバケツやビニール袋に水を張って、その中に罠ごと入れて溺死させます。

害獣であるイエネズミ(クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミ)の場合は、捕まえたら逃がさないで必ず、責任をもってネズミの息の根を止めてください。

筒型のネズミ捕り罠 まとめ

そうそう、筒型罠は、餌は要らないんです。
ねずみの習性を利用しているので、餌は入れなくても入ります。
入れても良いのですが、なくても入ります。

良いですよ、筒状の罠、おすすめです。
ちょっと高いんですが、粘着罠を何枚も買うことを思えば安いかもしれません。

うちは一年中家の外に置きっぱなしなので、忘れたころにたまに入ったりしています。
もともと野外の小動物を捕まえるトラップの応用だけあって、ねずみ以外にもカエルとかヘビとかも入ってしまいますけどね。

出典:研究調査用特殊機器 HOGA シャーマントラップ

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