家ネズミ「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の種類と特徴

家ネズミ「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の種類と特徴 家ネズミの種類と特徴

イソップ童話で『田舎のネズミと町のネズミ』というお話があるのをご存じでしょうか。
「田舎のネズミ」と「町のネズミ」がそれぞれ自分の住処に招待するのですが、双方とも肌にあわず、やっぱり自分の住んでいるところが一番良いという結論になるお話です。
そもそも田舎に住むネズミと町に住むネズミは種類が違います。

家ネズミの種類

大枠では野外に住む野ネズミに対して、家に住むネズミは家ネズミと言われています。
家ネズミの種類は3種類「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミです。

それぞれネズミの見分け方

この3兄弟はそれぞれ、身体的にも、食性も、住む場所も違うので、それぞれに合った対処法をしていくことになります。
なので、ネズミの種類を知ることは駆除の第一歩になるので、違いを知ることは大切です。

とはいえ、自分の家に住むネズミはどのネズミなのかわからないこともあるでしょう。
そんなときは、ネズミの身体つき、糞の形、場所などで判断します。

家に住むネズミの主流

かつての日本家屋では、天井に営巣するクマネズミと、台所や下水道に穴居するドブネズミが、生活の場を棲み分けていましたが、近頃は住宅環境の変化で、家に住むネズミの主流はクマネズミがほとんどになっています。

体長・体重

目安の大きさはドブネズミが一番大きく、続いてクマネズミ、小型なのがハツカネズミであると言われています。

ただし個体差があり、子供のクマネズミとハツカネズミ、あるいは大きいクマネズミとドブネズミは素人が見ても判断できません。

ドブネズミ頭胴長:186-280 mm
尾長: 149-220 mm
体重: 150-500 g
30cmを越える個体もいる。
築地に居たほとんどはこのネズミ。
ドブネズミ
クマネズミ頭胴長146-240mm
尾長150-260mm
体重150-200g
ドブと間違えるくらいの大きい個体もいる。
クマネズミ
ハツカネズミハツカネズミ
頭胴長:57 - 91mm
尾長: 42 - 80mm
体重: 10~30g
大人でもドブネズミやクマネズミの半分程度しかない。 
ハツカネズミ
体色

ねずみ色、茶色、黒に近いくらい濃い色、シロなど個体差があります。
ドブネズミは手が薄いいろなので目立ちます。

尻尾の長さ

身体よりしっぽが長いのはクマネズミですですが、長さなんて見慣れていないとわかりませんよね。

顔つき
ドブネズミ目が小さく耳が小さい
クマネズミ目がやや大きく、耳が大きい
顔が細長い
ハツカネズミ耳が大きく、とても可愛い
糞の形

糞の形や大きさによる違いもありますが、見つけた糞が乾いているか、湿度を持っているかでいつした糞か判断できます。

注意:
糞を見つけても、絶対に素手で触らないでくださいね。
フンの中には数え切れないほどの病原菌がいます。

ドブネズミ10mm~20mm程度のまとまって太い糞。
あずきから大豆の大きさ
丸みを帯びた糞がどれも同じような形をしているのが特徴。
植え込み、壁際などの野外に落ちていることも。

ドブネズミ
クマネズミ6mm~10mm程度で、細長く不揃いの糞。
小さいあずきから大豆の大きさ。
動き回りながらフンをするので散らばっている。
生息環境である天井裏や壁の中などで見つかること多し。
クマネズミ
ハツカネズミ黒い米粒のような小さく先がとがっている糞。
ゴマ粒程の大きさ。
ハツカネズミの糞はかび臭い、プロは臭いでハツカネズミとわかるそうです。

ハツカネズミ
生息場所
ドブネズミ北海道から南西諸島まで、全国的に分布する。
文字通り、ドブや下水道など湿気のある場所を好む。
登るのが苦手なので、建物の下の方、床下やゴミ捨て場、倉庫、地下街など。
泳ぐのが大得意なので、水洗トイレから出てくることもある。
クマネズミ乾燥した所を好む。森林に住んでいたネズミなので高いとこに登るのが得意。
そのため、都会のマンションやビルにもいる。
天井裏や、10cm四方程度の狭い空間を好むので壁の中を好む。
天井の運動会はクマネズミ。
冬でなければ家の外にもいる
ハツカネズミ商業施設周辺、倉庫や物置港や河原、土手、農村、田畑、草地。身体が小さいので荷物に紛れ込んでやってくることも。
小さい穴でも通ることができる。

関連記事:天井の運動会の真実

ネズミ 侵入経路 生息場所

巣の場所
ドブネズミ植え込みや公園、河原や土手、コンクリの隙間などで低い位置に巣を作る。巣は野外に作ることが多い。
クマネズミ天井裏、壁の中、それぞれの断熱材の中を産室にする。壁の中から産声が聞こえたことが・・・(泣)
天井裏に巣を作られると室内の天井にシミができる。
ハツカネズミ家具の隙間や、鳥など他の生物の巣を利用すること多し。河原や畑では、他の動物の掘った巣穴などを利用して生活する。

 

食性

捕まえる上で、ネズミの食の好みは重要です。
さらに、個体によって更なる好みがあるので、いろいろ試してみると良いです。

ドブネズミ魚介類や肉など動物質のものが好き。高蛋白質の餌を食べ、その代謝終産物である窒素を尿として排出するために、水分を多く摂取しなければならないので、水辺を好んで生活している。
クマネズミ雑食性で、種実類(穀物や果実、またはその加工品)が好き。
動物の肉や魚介類はあまり好まないが、ゴキブリなど昆虫類は好む
クマネズミがいるとゴキブリが減るという報告もある。どっちも嫌だけど。
カーネーション(特にピンク)が好きという噂がある。
ハツカネズミ雑食性で種子や穀物類、雑草や花を採食する。小型の昆虫類も捕食する
捕まえやすさ

素人が手を出して、へんな癖をつけた挙句、駆除しきれなく増えてしまい、永遠にエンドレスでネズミ駆除が終わらない展開になりやすいので、ネズミ駆除業者に初めから任せた方が正直、楽です。

ドブネズミ垂直移動しないので、低い位置に殺鼠剤や罠を仕掛ける。警戒心も知能も低いので罠にかかりやすいが、獰猛で襲ってくることもあるので注意。
クマネズミ手足の肉球に滑り止めとなるヒダがあって、電線や水道管などもたくみに渡ることができる。警戒心が強く、犬並みの知能があると言われるほど学習能力が高く、毒餌に耐性がつきやすく、壁を垂直に走って登れるほど運動能力に優れ、最も駆除が難しいのがクマネズミ
ハツカネズミ警戒心が低く、好奇心旺盛で運動能力が低いので、罠や毒餌にかかりやすく、比較的駆除が楽。1.5cmの隙間から侵入できるので、穴を塞ぐ点で他の2種より注意が必要。

 

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運動能力

ドブネズミ
泳ぎが得意なドブネズミは1分間に5~8mほどの 距離を泳ぐことができる。

ドブネズミ泳ぎが得意なドブネズミは1分間に5~8mほどの 距離を泳ぐことができる。
クマネズミ2mほどの高さまでジャンプすることもあり、1.5mの幅であれば飛び越えることが可能。
ハツカネズミ運動能力は高くないが、小さいからだを活かして、わずかな隙間から入ることができる。
最大45cmまでジャンプすることができる。
活動時間

ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミは夜行性だが、日の出入り直前と日の出前後に活動的になります。
ただし、人間の行動を読んでいるので、人間がいない昼間に出没したりして油断できません。
ちなみに、猫が活動的になる時間とネズミが活動的になる時間は重なります。

繁殖
ドブネズミ妊娠期間は21-24日。
胎児数は平均8-9子を産む。
子は生後20日ほどで離乳し、8-12週で性成熟する。
1年中繁殖するが、春秋にピークがある。
クマネズミ妊娠期間は21-24日。
胎児数は平均5.5子を産む。
子は生後20日ほどで離乳し、12-16週で性成熟する。
ハツカネズミ妊娠期間は21日。
胎児数は平均4頭~7頭を産む。
成熟するまで2,3か月。
繁殖期は野生下では春と秋であるが、生息環境によっては一年中繁殖することができる。

 

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