これからお盆にかけて、帰郷や旅行などで家を空けるご家庭も多いかと思います。
家を留守にしている間、ネズミやゴキブリ天国になったてしまったら大ショックですよね!
なので、今回は旅行や帰省で家を空けたあとに、家をネズミやゴキブリ天国にさせないための8つの注意事項をお話したいと思います。
ネズミやゴキブリ対策1:喜ばれそうなものは捨てる
ネズミもゴキブリもそうなのですが、物がごちゃごちゃしている環境が大好きです。
隠れられるものがあると喜んでそこに潜みます。
反対に何もながらんとした部屋には居づらいようです。
なのでいらないもの、特に段ボールや紙袋など、巣になりそうなものは捨てるか密閉できる容器に閉まっておくようにしましょう。
そういえば、我が家のお隣の家では、大切にしてた屏風をネズミに齧られてボロボロにされたそうです。
どうも巣材にされてしまったようで、思い入れがあったけれど捨ててしまったのだとか。
紙はネズミもゴキブリも好きみたいですので注意しましょう。
ネズミやゴキブリ対策2:洗濯をしておく
ゴキブリは、人間のフケや垢やホコリや湿気を好みますので、家を空ける前は洗濯カゴが空の状態で出かけること。
帰宅後、知らない間にゴキブリと一緒に洗濯機にかけてしまうなどということのないように。
それから布はネズミの巣材に良く使われますので、脱ぎっぱなしで長い間放置してあるということのないように注意したいものです。
ネズミにまったく気が付かずに着物をボロボロにされ、巣材にしてそこに住んでいたというケースが結構あります。
衣服もまたキチンと閉まっておくようにしないとあとで泣くことになります。必ず衣装ケースにしまうように。
ネズミやゴキブリ対策3:掃除は念入りに
ゴキブリは落ちているフケや髪の毛やホコリを食べます。
ネズミは落ちている米や、菓子やパンくずを食べたり、コンロの油を舐めたりします。身体に付いているイエダニも落とします。
出かける前には掃除機をかけておきましょう。
台所は念入りに掃除をしておくと安心できます。
コンロや換気扇周りの油汚れは拭いておきましょう。
ネズミやゴキブリ対策4:生ごみは絶対に放置しない
どうしても時間や余裕がなければ、最低でも生ごみだけは放置しないでおきたいものです。
生ごみは、ゴミ収集車が来るなら必ず出したいですが、そうもいかない場合もあるかと思います。
そんなときはきっちり閉まるジップロックなどの密閉容器やバックに入れて冷凍してしまうのがオススメです。
ゴミを冷凍するなんて抵抗ある方もおられるかもしれませんが、新鮮なゴミならニオイもないですよ。
帰ってから燃えるゴミの日に凍ったまま捨てれば良いので楽です。
ネズミやゴキブリ対策5:風呂場を忘れずに
ゴキブリは人間のフケや垢や水を好みますので、使ったあとは掃除をして、できれば水はふき取っておくと安心です。
くれぐれも排水溝に汚れた髪の毛のゴミを放置しないように。
ネズミやゴキブリ対策6:植物対策
留守中は植物に水やりができないので、水を受け皿に張って出かけるケースもあるかと思います。
でもこれはネズミの水飲み場を作り、水が大好きなゴキブリを喜ばせ、ボーフラを繁殖させる環境であることは覚悟しなくてはなりません。
ネズミやゴキブリ対策としては、植物のプランター周りに罠や毒餌をしかけておくと良いでしょう。
ただし、野外で罠を使用するときは、野鳥など野生動物が被害に遭わないように十分に気を付けてください。
粘着罠は筒状にすると雨にも強いのでわりといいですよ。
蚊対策は、水受け皿に10円玉を入れるとボーフラの発生を抑えられます。
ネズミやゴキブリ対策7:嫌いなニオイや超音波
そう!ネズミ忌避剤や超音波ねずみ撃退器は、留守にするときこそおススメです!
商品によってはネズミより人間の方がまいってしまうほどニオイが強く、そのわりに効くのは仕掛けた初めのころだけで、しばらくするともどってきてしまうと評判の芳しくないニオイで追い払うタイプの忌避剤。
とくにゴキブリもきらいなミントの臭いのする忌避剤は、人がいないときこそプンプンさせて住環境をネズミやゴキブリから守りましょう。
超音波ねずみ撃退器は、帰宅後もそのまま使えますし、においはまったくないので、帰宅後に家に残るニオイも嫌な方は超音波の方がおすすめです。
ネズミやゴキブリ対策8:留守番人の協力
あなたが旅行している間、もし家族等同居人が家に残ったとして、その家族がキチンとしている人なら問題ないのですが、だらしない人だったら最悪です。
なんといっても、1番手ごわいのが「留守番人の協力」です。
ネズミやゴキブリ天国にならないよう協力してくれる清潔好きな家族なら何も問題がありませんが、あなたの留守中、家の清潔を保てないだらしない同居人がいる場合はなかなか大変であることを覚悟しなくてはなりません。
昔のことですが、1週間母の実家に田舎に帰省している間に、留守を父一人に任せていた台所がどのような状態になったか、思い出すのも嫌なのですが・・・
三角コーナーは満杯で気持ち悪い色をして、何かうにょうにょとした菌糸が張ってるうえにキノコまではえていて、蓋を開けっぱなしのゴミ箱にはハエが飛び交い、その夏中はテカテカの大きなゴキブリの気配におびえることになりました。
どうしたら、留守番人に留守中ちゃんとしてもらえるかは、もちろんあなたの操縦が一番重要です。
「留守中、ネズミやゴキブリを呼ばないように気を付けてほしい」ということを伝えなくてはいけません。
人は複雑なもので、やんわりいうと注意をいい加減にされたり、強要すると拒絶されるものなので、気分良く聞いてもらえるちょうど良い加減でいうことが大切です。
ネズミやゴキブリ対策:まとめ
以上、家を空ける際の様々な注意を書き出してみました。
ここに書いたことは、旅行中はもちろん日ごろから注意しておきたいものばかりなので、何かの参考になれば幸いです。
そしてもし、帰宅後あなたの努力がむなしくネズミやゴキブリ天国になってしまったら、迷わずプロの駆除業者さんに連絡することをお勧めいたします。