手作りネズミ捕り罠『バケツ式罠』

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手作りネズミ捕り罠『バケツ式罠』ネズミの罠

ネズミ駆除といえば、粘着シートの罠を使うのが一般的です。
粘着シートは何しろ、ホームセンターでもドラッグストアでもどこでも買えますし、捕えた後の処理が、ただ半分に折って燃えるゴミとして捨てれば良いので簡単です。

ただし、欠点があります。
高いうえに、ネズミは学習能力が高いので、3回くらいはかかるけど、それ以降さっぱりという事態になりや手作り罠すいということ。

そうなると次は籠罠、それもかかりにくくなると、筒形罠、ギロチン罠・・・と、ネズミ駆除を自分でし出すと罠ジプシーになることも多いものです。

どの罠にもネズミが慣れてしまってお手上げという方。
そんなすれっからしのネズミ対策として「自作のネズミ捕り罠」を作ってみてはいかがでしょうか。

初めて見る罠ならきっとかかってくれる(はず)でしょう。

特別な材料はいらないです。
たぶん家にあるものの廃品を利用するか、なくても100均で買えそうなもので作ることができます。

今回は定番のバケツ式ネズミ捕り罠をご紹介いたします。

たぶん世界で一番、自作されていると思うのが「バケツ式ネズミ捕り罠」です。

バケツ式罠で使用するもの

  • バケツ(ネズミがジャンプして出ない深さが必要)
  • バケツの直径より長い棒
  • ペットボトル、または空き缶
  • ピーナッツバターなどネズミが好きそうなもの
  • もみがら(あれば)

バケツ式罠の構造

バケツ式罠の構造はこのイラストの通りです。


バケツに棒を通し、ペットボトル(空き缶)を取り付けます。
ペットボトルにはピーナッツバターなどネズミが好むものを塗っておきます。

ネズミはハシゴ替わりの板を登り、ペットボトルに飛びつきます。
けれどもペットボトルはくるんと回るので、水に落ちて溺れてしまうという仕組みです。

下に落ちても大丈夫と油断させるために、もみがらを水面に巻いておくと効果的です。もみがらが手に入らなければ、ぬか、発泡スチロールでも代用できるかと思います。

バケツ式罠の感想

バケツ式罠でネズミは捕れるのかというと、、、、

外国では面白いようにとれるようで、実際かかる動画はたくさんあります。

アレンジもいろいろで、段ボールの落とし板を取り付けたり、電気ショックさせたり、みなさん工夫しています。

動画はグロいのでここには載せませんので、ご興味のある方はyoutubeなどで「バケツ式罠」で検索してみてください。

ですが、日本ではこれでうまくいったというのは記憶にないので、実際のところどうなんでしょう?

もちろん、私も作ったことがあります。
おびき寄せるためにピーナッツバターを使って、ネズミの通り道になっていた裏庭の笹やぶに置いてみました。

結果は….
残念ながら1匹も捕れませんでした。そこはいつも獣臭い場所なので、間違いなくネズミはいるはずなのに。

たぶん、笹やぶのネズミはピーナッツバターは食べなれていないのか興味なかったのかもしれません。
ネズミは好みの餌があるようなので、好きそうなものをくっつけておくとかの工夫が必要だと思います。

外国の人の動画で、効率を上げるように、回転するペットボトル(缶)にトゲを付けて、ネズミがびっくりするようにする工夫をしてるものを見たことがあります。

身近なものですぐにでも作れるし、あれこれ工夫のし甲斐はある罠なので、工夫をするのが好きな方はぜひチャレンジしてみてください。

それからこの罠は水が苦手なネズミでないとうまくいきません。したがって泳ぐのが得意なドブネズミには不向きかと思いますのでご注意を。

バケツ式罠でだめだったら

このバケツ式罠は、家にありそうなもので出来てしまうのでタダですが、正直効果はわかりません。

もしだめだったら、素直にプロのネズミ捕り業者に頼むのをおすすめします。

それが一番確実なのは確かです。