秋はネズミ対策の季節!冬にネズミを入らせないためにするチェックしよう

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秋はネズミ対策の季節!冬にネズミを入らせないためにするチェックしようネズミ対策

秋はネズミ対策の季節です。
ネズミは一年中繁殖しますが、繁殖しやすいシーズンがあります。

  • ドブネズミ
    春と秋が繁殖のピーク。
  • ハツカネズミ
    春と秋がもっとも繁殖しやすい季節です。
  • クマネズミ
    寒さに弱い動物なので、暖かいシーズンが繁殖のピーク。
    クマネズミの繁殖のピークとなるのは、夏です。秋は夏に増えたネズミがうろつく季節です。

イエネズミの中でも近年、駆除のしにくさで頭を悩ませていることの多いクマネズミ。

冬になると、温かい住宅の中にネズミは入り込みやすくなります。
夏に数を増やしたネズミが、気温が下がったり長雨が続いた後に家の中に入り込み、住環境が気に入ったらそこに居つくということにならないよう、しっかりとネズミの侵入を防ぎたいですね。

ちなみに、ネズミの妊娠期間は20~21日、1回の出産で6~7匹程度を生み、1年で5、6回くらい妊娠します。冬になると、家に入り込んでしまったネズミが家の中で繁殖するということも多いものです。

秋のすべきこととして、ネズミが侵入しやすい冬になる前にネズミが住宅に入り込まないようにしっかりと侵入口をチェックしましょう。

引き寄せるものはないかチェック

秋にすべきネズミ対策

秋にすべきチェック項目を作りましたので、今年こそネズミに入られたくない方はぜひ参考にしてみてください。

侵入口になりそうなところはないか確認

ネズミが侵入できる隙間の大きさは、子ネズミで、1.5センチメートルの幅(大人の指が第二関節まで差し入れられる広さ)、大人のネズミでも2.5センチメートル(500円硬貨くらいの大きさ)あれば十分といわれています。

ネズミが入られる前に、侵入口になりそうな箇所を徹底的に探し出して塞ぐことです。ネズミの侵入口は家の外側と、内側とで考えて確認しましょう。

特に過去に侵入された場所は要注意です。

いちど塞いだ箇所でも定期的に確認はしておくことが大切です。
ネズミは執着心が強く、過去に侵入した場所は諦めません。
その周辺に新たに侵入口を作られていないか、必ずチェックしましょう。

ネズミは指一本の大きさがあると通ると思ってください。
このくらいなら?と油断すると、齧って穴を広げますので、その穴が齧られそうな場合は油断は禁物です。

隙間を見つけたらネズミに齧られないもので塞ぎましょう。
(金網、台所のスチールウール、トタン板、パテなど。※ガムテープはNG)

侵入口例:家の外側

秋にすべきネズミ対策

エアコンの室外機

エアコンの配管を通すための穴に隙間はありませんか?
あればパテで塞ぎましょう。

台所周辺

食べものの匂いがする台所周辺の外側をチェック。
狙われやすい場所だけに、特にネズミの目線になってチェックすることが大切です。

基礎まわり

基礎の通風孔に隙間はありませんか? 通風孔にはちゃんと柵が付いていますか? 緩んでいませんか? 指1本以上の隙間があれば侵入されています。

亀裂

基礎や外壁の亀裂はありませんか? 経年劣化で、以前ではなかったような場所でも亀裂になってることがあります。

接合部・重なった場所

屋根と壁の接合部、屋根同士の結合部など、物と物が接合してある場所は隙間が生じやすいものなので、要チェックです。ネズミはこういうところを狙ってきます。

下水周り・排水桝

水回りはドブネズミが好きな場所です。ドブネズミは泳ぎが得意なために、トイレの配管を伝って便器から出没する例があります。
また、クマネズミであっても油断は禁物です。

戸袋周辺、戸袋

雨戸の戸袋は隙間が生じやすく、また中がネズミが好きな狭さであるために、ネズミに好まれる場所です。あまり使わない雨戸であれば要注意。雨戸をひいてから懐中電灯で照らして中を確認しましょう。

軒下・軒

軒下・軒と外壁の接合部に隙間はないか、穴が開いていないかチェック。
高いところを登るのが得意なクマネズミは、人間の視点にない軒下からの侵入もよくあります。

屋根や雨どい

普段は見ることのほぼない屋根や雨どい周辺も、可能であればチェックしておきましょう。瓦のずれや、屋根と屋根の接合部がないか確認を。

侵入口例:家の内側

侵入口例:家の内側

台所周辺は特に念入りにチェックしましょう

台所まわりは排水管まわり、レンジの下、ゴミ箱周りなど、いたるところが狙われます。入念にチェックをしておきましょう。

排水まわりに隙間はありませんか?

排水まわりからの侵入は多いのですが、見るのが嫌なので億劫にしがちです(私がそう!)ですが、要の場所なので必ずチェックです。

冷蔵庫の裏

冷蔵庫の裏は温かいのでネズミに好まれるスポットです。
狭いので確認しにくいのですが、鏡やカメラで撮影すると見やすいです。

エアコン配管のとりくみ口

どういうわけか、ネズミは同じ行動をとるらしく、このエアコン配管の取り組み口は人気の侵入口のようです。

配電盤

配線を伝って配電盤の中に入るのもネズミの行動パターンです。
配線を齧ったりすればショートしたり、火事になりかねないので要注意です。

風呂場

風呂場は温かいのでネズミが好きなスポットなので忘れずチェック。
開けっ放しの窓ということのないように注意。

長押(なげし)

日本家屋の長押は天井裏から直通の通路になっています。
家中の長押には金網を突っ込んでおきましょう。

玄関まわり

ドアの下に隙間はないか、後多いのは、靴を脱ぐ場所。
一段高くなっているところの裏をチェック。
ここががら空きになって床下と直通になっていることがあります。

押入れの中

めったにものを出し入れしない押入れの中の壁に抜け穴を作られていることもありますので、怪しい押入れはチェックしておいたほうが良いです。

引き寄せるものはないかチェック

ネズミを引き寄せるものはないか確認します。
もし、次に揚げるものがあれば除去します。

  1. 保存容器に入れていない食品はないか
  2. ゴミ箱は蓋が付いているか
  3. ゴミ箱に菓子袋など食べ物のにおいが付いたものを捨てていないか
  4. ペットフードは出しっぱなしにしていないか
  5. 神棚や仏壇の供え物は夜も入れたままになっていないか
  6. 生花や鉢植えの植物は出しっぱなしになっていないか
  7. 巣材になりえるものが出しっぱなしになっていないか
    (段ボール・新聞紙・布…etc)
  8. 家の中に物が散乱していないか

木枯らしが吹くと、ネズミは寒さから避けるために家の中にやってきて、気に入った環境であれば、これ幸いに住み着きます。

ネズミに気に入られないような住環境にしていくことが大切です。
日頃から食べ物や巣材になりやすいものを閉まっておくように心掛けましょう。