今、パリはまるでフランス革命のような雰囲気になっていますね。
対岸の火事の様で、ニュースを見ているだけですが、そのうちギロチンが登場するんじゃないの?冗談言ってます。
ギロチンが最初に使われたのが1792年、それ依頼ルイ16世やマリーアントワネット、ロベスピエールをはじめ、フランス革命当時の恐怖政治の象徴となり存在続し続け、フランス以外でもヨーロッパ各地で多くの人が断頭台の露と消えました。
なんとギロチンはナチスドイツの影響で、日本でも導入する検討がなされたようですよ。そしてフランスで最後にギロチンが使われたのが1977年。
以来、沈黙を守ってきたギロチンが本当に復活していたらしいのです。
お察しの通り、このギロチンは人間用ではなく、何とネズミ用の罠ということですが・・・。
パリはネズミが多い
「レミーのおいしいレストラン」というアニメがありました。
1匹のネズミがフランスの3つ星レストランのシェフになるという話なのですが、あのアニメが大好きで繰り返し見ています。
そのアニメの舞台がパリです。
地下道を通り道に
ネズミはパリの地下道を通り道にしてるんです。
あの映画に限らず、どうもパリという街はネズミが多いらしいですね。
ドブネズミ
セーヌ川の影響からかドブネズミなんですよね。
ドブネズミというのは水気が大好きなんです。名前の通りですね。
これはたぶん今に限ったことではなく、かなり古い時代からパリという街はドブネズミに悩まされてきたのではないでしょうか。
古い建物だらけ
なんと1年間に繁殖するドブネズミの数はパリ市民の数をはるかに超えてると予測されています。
何しろ古い建物だらけ、ということはいくらでも隙間がありますし、そもそもパリはフランス革命以前から清潔とは言えない環境でしたので。
パリ市がギロチンを設置
で、ネズミの被害に長年悩んできたパリ市が、検討を始めたのがなんとギロチン。
たぶん親しんだ発想なのかも?
手はこまねいていた
これまで公園を閉鎖して罠をかけたり、エリゼ宮周辺の政府関連施設に猫を住まわせたり(それには突っ込みどころがありますが)、とにかく手を尽くしてきたけれど効果がいまひとつということで、ギロチン復活なのだそうです。
日本も他人ごとではない
日本も築地移転のことでネズミの移動を心配することがありましたので、街中のネズミについてとても他人事とは思えません。
新宿や渋谷でもかなりの数のネズミがいるみたいなので、本当になんでもいいから手を打たないとだめですよね。
ギロチンという発想がフランス的
それにしてもギロチンという発想がフランス的というかなんかもう・・・
ちなみに、フランスの特集記事では、ギロチン罠は筒状になっており、ネズミの通過をセンサーで知らせると刃がネズミに落ちる仕組みになっているのだとか。
開発エンジニアは語る
「これは脊髄の破裂を引き起こし、一瞬のうちに死に至るので、ネズミはほとんど苦しまない」と開発エンジニアは語っています。
このネズミ用ギロチンはバッテリーで動いて、筒の中にネズミが巣を作るのを防ぐのだそうです。
最初の月に45匹
設置後、最初の月には45匹のネズミが殺されたとのこと。
これがうまくいけば、世界中のあちこちで設置するようになるかもしれませんね?なるといいですね?
ギロチン まとめ
今回、このギロチンという意外な罠をとりあげたわけですが、ネズミの罠というのは粘着罠や籠罠だけではなく他にもいくかあるし、罠以外にもネズミグッズはかなりたくさんあるので、それを別ページでご紹介してみたいと思っています。
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