消費税増税の影響で今年はあちこちで家の解体風景を目にしました。
家を解体すると気になるのは、そのお家に住んでいたネズミやゴキブリなどの害獣害虫が近所に引っ越すという心配です。
うちの近所もあちこちで解体がありました。
下水管を壊すときにやはりゴキブリが大量に出ました。
何匹かは我が家に来たのでしょう、死骸を毎日のように見ましたので。
とすると、ネズミもまた散ったでしょう。
解体した家は古い家なので以前からネズミがいると聞いていたので、間違いなく周囲の家々に移動したことでしょう。
案の定、うちの近所の家で、天井裏がごそごそしだしたという声も聞きます。
解体時の振動で家に隙間ができてしまったのかもしれません・・・
なにしろネズミは指一本の隙間があれば侵入できるといわれていますから。
解体する側としてはそれだけで頭がいっぱいででしょうけれど、近隣への配慮と言うことで工事前にはネズミ駆除を行うようにしましょう。
解体前にネズミ駆除を
解体する方側は解体までに時間的余裕があるなら、解体前にネズミ駆除をしてご近所にも早めに解体の予定を知らせるのがベストです。
が、予算的なことや時間的な都合もあり、事前に準備としてネズミ駆除はできない場合も多いのではないでしょうか。
あとになってご近所トラブルにならないためにも、解体前にはぜひ害獣害虫駆除をしてから解体するようにしましょう。
解体工事は時間的に余裕を持って計画するようにしたいものです。
ご近所側としても、早めに知らせてもらえればネズミを招かない準備もできますし、早め早めで予定を組むにこしたことありません。
解体工事前のねずみの駆除・害虫駆除は、東京都のいくつかの区や市などでは条例で義務化している所もあります。
例えば千代田区では、「建築物解体工事計画の事前周知要綱」として、事前に「ねずみの生息調査」が必要であり、もしねずみがいた場合は、解体工事前に駆除を行うことが義務付けられています。
解体工事によるネズミの引っ越し
何も対処しないで解体すると、解体時の振動や物音でそのお家に住み着いていたネズミが周囲の家々に散らしてしまい、近所迷惑をかける事態になってしまうことになります。
渋谷のネズミが問題になりましたが、それは渋谷の街の再開発で古いビルが建て壊されて、周囲の建物に次々ネズミが移動したことも、原因のひとつと言われています。
解体工事開始前にはネズミの生息調査を
これから解体する予定であれば近所に迷惑をかけないように、害獣害虫駆除をしましょう。
解体後もそこに住み続けるのであれば、なおさらトラブルを避けるためにもやっておきましょう。
ネズミの生育調査は自治体によっては義務付けられている地域もあります。ネズミは知らない間に住みつき、こっそり生活しているので気が付かない場合も多いものです。
生息調査は解体工事を行う業者さんに相談してみると、具体的な指示を貰えるので聞いてみると良いでしょう。
解体工事前のネズミ駆除はプロに任せよう
生息が確認されればネズミ駆除をします。
ネズミ駆除は自分でするか、ネズミ駆除業者に任せるかで大きく違います。
バルサンや超音波などでネズミを追い出すのは、近隣に迷惑をかけるだけですので、解体前のネズミ駆除としては不向きです。
必ずその建物内でネズミを食い止めましょう。
築地の移転の際は大規模なネズミ駆除策戦が行われましたよね。
一般住宅やビルでも同じで、ネズミを追い出すのではなく、その建物内から外に出さないつもりで行うのが大切です。
自分でできればすれば良いですが、ネズミはかなり賢く、罠や殺鼠剤を危険なものとすぐに学習してしまいます。
ネズミを駆除するのは簡単そうにみえてかなり難しく、よほどの知識がないと自分で捕まえるのは困難です。
したがって解体工事前のネズミ駆除は、初めからネズミ駆除業者にお任せするのが得策です。
ネズミ駆除業者さんはたくさんあるので、どこにしたら良いかわからないこともありますよね。
ネズミ駆除は解体直前にしないと意味がありません。
一度駆除しても侵入口を塞がないとせっかく駆除しても住み着いてしまうからです。
防鼠工事がいらない直前の駆除ならその分が安くなるでしょう。
自分でやっても結局、罠や殺鼠剤を購入することを考えれば、プロの業者さんにはじめからおまかせした方が確実です。
これから解体するのに侵入口を塞ぐ防鼠工事をするというのも無駄ですので、解体直前にネズミ駆除をしてくれる業者を選びましょう。
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