パリのネズミ事情

パリのネズミ事情

お互いに嫌いあっているくせに、腐れ縁というかいつも近くに存在し続ける、そんな関係ってありますよね。

人間とネズミもそんな関係です。(嫌だけど)
歴史を紐解けば、1万5000年前の遺跡からネズミの大臼歯が発見されたり、日本でも縄文時代の遺跡からネズミの死骸が発見されたりして、なぜか人間が住むところどこにでもやってきて迷惑をかけるネズミ。

現代はどこでも都市化が進んで、住環境が変化しましたが、ネズミとの関係は切れないようです。

近頃は都市部のネズミ被害に注目が集まっています。
日本でも渋谷や新宿のネズミが闊歩する様子がSNSなどで発信され話題になりました。

そんなネズミですが、頭が痛いのは、何も日本だけではありません。
ネズミ被害は世界中で市民の頭を悩ませている問題になっています。

そこでちょっと視点を変えて、海外の都市部のネズミ事情をご紹介していきたいと思います。

第一回目の今回は、パリのネズミ事情をご紹介いたします。

パリのネズミ事情

パリのネズミ事情は日本より深刻な状況と言えます。
もともと以前からパリはネズミに悩まされていた街です。近年はパリの公園でネズミが大量発生して、社会問題になっています。

そこにきて、更なる問題が発生しました。

フランス政府の年金制度改革に抗議するストライキの影響で、パリのごみを処理している焼却施設7か所のうち6か所が稼働を停止。いくつかの地域では路上のごみ箱があふれ通行を妨げるほどになっている状況です。

「花の都」のはずが「ゴミの都」になってしまいました。
ゴミを喜んだのは当然ネズミ達です。

高級住宅地として有名なパリ16区の住人は」「まるでネズミのオープンバーみたいだ!」と嘆いていたそうです。

年金制度改革に反対するストライキで、ごみの収集が停止している仏パリの路上

年金制度改革に反対するストライキで、ごみの収集が停止している仏パリの路上(2020年2月3日撮影)。(c)Martin BUREAU / AFP

昔『レミーのおいしいレストラン』というアニメがありましたがご存じでしょうか。
ネズミがパリの三ツ星レストランのシェフになる話です。

レミーのおいしいレストラン
その中でネズミの大群が描かれているシーンがいくつも出てくるのですが、そのまんまの光景がパリで見ることができるかもしれません。

パリには『レミーのおいしいレストラン』でも出てきた怖いネズミ捕り屋さんがあります。

1872年開業老舗だそうで、ショーウインドウに捕えたネズミを飾ってあるちょっとびっくりな店です。(フランス人の感覚ってよくわからない・・・)

ちなみにこの店はポストカードまであるくらいなので、ちょっとした観光地になってるのかもしれません。

それにしてもこのディスプレーは、フランスはやはりギロチンの国ということを思い出させてくれます。

以前、このブログでもギロチン式のネズミ罠をご紹介しましたが、フランス人の発想はどうもギロチンに繋がっているようです。

パリにギロチン復活と聞いて
フランス革命のような雰囲気になってきたパリでこっそり復活していたのがギロチン。ネズミの被害に長年悩んできたパリ市。検討を始めたのがなんとギロチン。フランス的な発想で生まれたこのギロチン。パリのネズミ被害の救世主となるか?

まあ想像できるのは、パリの古い建物はかなり年季がいってるので、あちこち隙間や亀裂だらけなんだろなということ。

対象が小さくて数が多い外敵って本当に厄介なものです。
それが街中に無数にいる状態個人宅ならまだしも、街中で一斉に取り組まないと根本解決しませんから。

出典:
国際ニュース:AFPBB News
parisのねずみ事情|パリの日々
ほぼ日刊イトイ新聞 – バブー&とのまりこのパリこれ!

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