中国で新たな恐怖「ハンタウイルス」とは

中国で新たな恐怖「ハンタウイルス」とは ネズミの恐怖・危険性

武漢コロナウイルスが全世界で猛威を振るっているなか、新たなウイルスがまた中国で発生しました。
今度はなんとなんと「ハンタウイルス」らしいです・・・・。

ハンタウイルスはネズミが媒介する感染病で、致死率はなんと40~50%で、早い場合は発症後24時間以内の死亡も頻繁にみられるそうとう怖い病気です。

中国雲南省臨滄市の保健当局は3月27日までに、バスの乗客1人が野生のネズミが媒介するハンタウイルスに感染して23日に死亡したと発表しました。残りの乗客と運転手計32人についても経過を観察しているそうです。

同市はすでに人々の感染病の監視とスクリーニングを開始しており、発表の時点では、死亡した男性の他、ハンタウイルス患者は報告されていないとのことです。

共産党機関紙・人民日報系の健康時報(電子版)などによると、感染者はバスで長距離を移動中に体調が悪くなり、急死したといいます。バスにはほかに29人が乗っていましたが、感染の広がりは確認されていないということです。(もちろん、共産党の機関紙なのでどこまで信じて良いかわかりませんが・・・)

ハンタウイルスとはいったいどういう病気なのか、感染を防ぐにはどうしたら良いか、解説したいと思います。

ネズミが媒介する恐ろしい感染症
新型コロナウイルス以外にも恐ろしい伝染病はたくさんあります。しかも身近な小動物である「ネズミがもたらす感染症」は案外多いので、今回その中から代表的なものをご紹介いたします。

ハンタウイルスとは

ハンタウイルスはネズミなどのげっ歯類の一部が持っているウイルスです。分類上はブニヤウイルス科のハンタウイルス属に属します。

ハンタウイルスとは

感染の仕方

ウイルスを持ったげっ歯類の糞や尿が粘膜や傷口に直接触れたり、排泄物の含まれたほこりを吸いこんだり、直接げっ歯類に咬まれたりすることで感染します。今現在の時点ではヒトからヒトへの感染例は報告されていません。

潜伏期

10~20日

人におけるハンタウイルスの潜伏期は数日から6週間とされるが、多くは感染から2週間から3週間で発症すると言われています。

症状

潜伏期の後に、突然の発熱、頭痛、悪寒、脱力、めまい、背部痛、腹痛、嘔吐が生じます。また、顔面の発赤、目の充血、発疹などの出血症状がみられることもあります。軽症型では上気道炎症状と微熱、検査でわかる程度の尿異常だけで回復します。一方、重症型は発熱に続いて、低血圧・ショック(4~10日)、尿の減少(8~13日)、尿の増加(20~28日)、回復という強い腎機能障害を伴います。重症型では3~15%が死亡します。

腎症候性出血熱

発熱、腎臓の障害を特徴とする疾患で、主な流行地域は極東アジア(中国、数万例/年)と北欧・東欧(数千例/年)を主とするユーラシア大陸全域です。わが国では1960~70年代に発生の報告がありますが、その後はみられていません。

韓国出血熱は1930年代、満州において関東軍に恐れられ、朝鮮戦争の際には米軍内において3,000人以上の患者が発生。

わが国では梅田奇病として、1960年頃から約10年間にわたって大阪梅田地区で流行し、発生した119人の患者のうち2人が死亡したことがあります。

中国では流行性出血熱、ソ連では出血性腎症腎炎の発生があります。

ハンタウイルス肺症候群(ハンタウイルス感染症 腎症候性出血熱)

急性の肺水腫・呼吸器症状を主徴とした疾患。致死率はおよそ50%にのぼります。

1993年にアメリカで2000名以上のHPS患者が報告されており、また多くのHPS関連ハンタウイルスが見つかっています。

感染源

ハンタウイルス 感染

北米ではシカマウス、南米ではコトンラットやコメネズミなどのげっ歯類から感染します。いずれのげっ歯類も日本には生息していません。ウイルスを持ったげっ歯類の糞尿が混ざったほこりを吸い込むことで感染します。北米のハンタウイルス肺症候群では、ヒトからヒトへの感染は起こらないと考えられています。

ただ、新世界ハンタウイルスの種によって病原性が異なり、基本的にはヒトからヒトへの感染は無く、ウイルスを保有した齧歯類からの感染ですが、南米のAndes virusのある株はヒト-ヒト感染を起こし問題となりました。

治療

初期症状は風邪の症状に似ており、発熱、筋痛、悪寒、嘔気、嘔吐、下痢、倦怠感がみられ、関節痛、背痛、胸痛、腹痛、咳、咽喉痛、頭痛などが見られることもあります。

臨床的には以下の5つのフェーズに分けられています。

  • 潜伏期
  • 前駆症状期
  • 心肺症状期(多くの患者がこの時期に死亡する)
  • 利尿期
  • 回復期

ショック状態や急性の腎機能障害を起こしうることを考慮しながら治療することが重要です。また、抗ウイルス薬であるリバビリンが有効であるという報告があります。

ハンタウイルス 中国

流行地

ハンタウイルスによって引き起こされる腎症候性出血熱は、原因不明の風土病として20世紀初頭から認識されていました。本疾病はユーラシア大陸において広く見られ、韓国では韓国出血熱、中国では流行性出血熱、旧ソ連では出血性腎症腎炎、スカンジナビア諸国では流行性腎症と各流行地においてさまざまな病名で呼ばれていた。

永らく病原因子は不明でしたが、1976年に韓国でセスジネズミより韓国出血熱の病因ウイルスを分離することに成功。このウイルスはセスジネズミの捕獲場所を流れる川、漢灘江(ハンタンガン、京畿道漣川郡)の名前をとってハンターンウイルスと名づけらました。

以後、各流行地などにおいても病因ウイルスが分離されました。

1993年には、アメリカ合衆国南西部において急性で重篤な呼吸器疾患が多数報告されました。これらの病因ウイルスはハンタウイルス属によるものであることが判明したため、これらの疾病はハンタウイルス肺症候群と名づけられました。

世界各地にて、げっ歯目だけでなくトガリネズミ目やコウモリ目などの小型哺乳動物からも、さまざまなハンタウイルスが発見されています。

 

ハンタウイルスの予防

国内各地の港湾部において、ハンタウイルスキャリアとなったドブネズミの存在が確認されています。

ネズミが家や職場に営巣しないように衛生環境を改善し、感染ネズミからの分泌物や唾液がエアロゾル化しないように行動することが大切です。

家や物置などの構造物の中に、食物を置かない、営巣可能な所をなくす、ネズミが出入りできる穴をふさぐ、ネズミ取りや殺鼠剤を用いたネズミの捕獲などの対策が感染予防に有効です。

ハンタウイルスの予防

ハンタウイルスは、希釈された漂白剤、洗剤、一般的な消毒液に感受性し、これらで消毒可能です。

ネズミが営巣している可能性のある建物の中の汚染されている場所・物品は10%に希釈した漂白剤やその他の消毒液で消毒します。

注意:ホウキや掃除機を使ってネズミの営巣場所を掃除しないこと!
ウイルスを持ったげっ歯類の糞や尿が粘膜や傷口に直接触れたり、排泄物の含まれたほこりを吸いこんだり、直接げっ歯類に咬まれたりすることで感染します。

ネズミ駆除が一番の防御策となります。
完全にかつ迅速にネズミ駆除をするのであれば、プロのネズミ駆除業者をおすすめいたします。

そして、ネズミの糞尿が放置は衛星的に問題があります。
今はネズミがいなくても、かつてネズミがいたのであれば、建物内の掃除と消毒をした方がベストです。
素人では困難な天井裏や床下などの掃除と消毒も、ネズミ駆除業者にお願いできますので、相談されると良いでしょう。

 

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出典:wikipedia

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