猫を飼えばネズミはいなくなるか?ネズミ対策として猫は有能か

猫を飼えばネズミはいなくなるか?ネズミ対策として猫は有能か ネズミの天敵

よくネズミ対策として「猫を飼えば?」と言いますよね。
実際に本気で猫を飼う方はおられるようです。

本当に猫はネズミ対策として有能なのでしょうか。

そもそも猫の先祖はリビアヤマネコといわれており、今から9,500年~4,000年前に人間と接するようになったようです。

猫を人間が飼うようになったのは、もともとネズミを捕らせるためで重宝されたといわれています。

猫を人間が飼うようになったのは、もともとネズミを捕らせるためで重宝されたといわれています。

2万8899匹のネズミを仕留めた猫

ウイスキーキャットとして有名な猫なので、ご存じの方も多いかと思いますが、ウイスキー醸造所に住んでいた「タウザー」という猫がいました。

彼女は23歳11か月まで生き、1987年3月20日に死ぬまでなんと2万8899匹のネズミを仕留め、ギネスブックに世界一ネズミを捕った猫として記録されています。

まずそんなにたくさんネズミがいてそのウイスキー大丈夫?という気がしますが。

現代の猫はネズミを捕るか

よく言われているのが
「最近の猫は、良い餌をもらっているからネズミを捕らない」
と、いうのを耳にします。

本当にそうでしょうか?
確かに太った猫だったら動くのが億劫なので、ネズミにも興味を示さないかもしれません。

ええ、本能ですから

太ってないサイズで健康な猫なら、本能でネズミには飛びつきますよ。

日ごろ、ネズミの玩具には見向きもしない猫でさえ、本物のネズミには目の色が変わります。

やっぱり偽物のネズミと本物のネズミでは雲泥の差らしいです、反応がまるで違いますよ。
かといって、ペットとして買われてる猫でそうなのですから、野良猫ならネズミ遭遇率も高そうですし、かなり高確率で反応するかと想像します。

メス猫の方が得意

これは一説なので、実際はよくわかりませんが、メス猫の方がネズミを捕るのが上手と言われています。

メス猫が上手なのは子供を育てるためで、半殺しにしたネズミを子猫に届けて狩りの練習をさせるという野生動物の本能から来ているのでしょう。

種類でも得意不得意がある

ちなみに、猫の種類でもネズミを捕まえる上手下手があると言われています。
一番得意なのは、先祖のリビアヤマネコにより近い「キジトラ猫」で、野性味が強く狩りも得意といわれています。

現代の猫はネズミを捕るか

 

ネズミを捕ったあとは何をするか

ボス(オス16歳 飼い猫)の場合

コードのようなネズミのしっぽをくわえて、びゅんと空中に放り投げては、タタっと駆け寄る「一人キャッチボール」をネズミが絶命するまで続けていました。

もう玩具など見向きもしないオスの老猫でしたが、このときは実に楽しそうにしてましたねえ。

フーちゃん(メス推定5歳 野良猫)の場合

やはり一人キャッチボールをしばらく続けてました。
これは死ぬまでネズミをもてあそぶ、猫の悪魔的な行動です。

ネズミは瀕死で逃げるのですが、手が届く距離までわざと逃げさせて、捕まえてはもて遊ぶを繰り返してました。

そして彼女はそのあとネズミを食べてしまいました!
生のネズミをよく食べられるなんて・・・(いえ生でなくてもネズミは食べたくないですが)。

ちび(メス3歳 野良猫)の場合

いつも餌をもらってるお礼でしょうか? 某宗教施設の玄関前におみやげとして置いてありました。

きちんと水平に置いてあったので、まるでお供えのようでした。

ネズミを捕ったあとは何をするか

猫はネズミを食べるか

猫とネズミのアニメは追いかけっこしているだけで、永遠に捕まえることがありません。

本物の猫は当然、獲物として捕るわけです。

ただ、不思議なのは大抵は「獲物=食べ物」ですが
猫にとって必ずしも「獲物=食べ物」にならないことです。

母親しだいで決まる

これは猫が幼少期に、母猫がネズミを食べていたかどうかで決まるといわれています。

「お母さんの食べているものは自分も食べるもの」という認識があります。
これは動物なら当然備わってる自然なルールです。

ですから大切な幼少の時代に「ネズミ=食べ物」という図式がないと食べないと言われます。

動画はグロなので興味がある方だけご覧ください。
こんなに小さい子猫でもネズミを食べるのです。
この子猫は母親からネズミを食べることを教わったのでしょうね。

 

気分しだいで決まる

地域猫のフーちゃんは、ネズミを食べるときもあるけど、捕まえるだけで食べないときもあります。

その基準はわかりません。お腹が空き具合なのか、美味しそう美味しくなさそうで決めているのか・・・

たぶん、気分で決めているのだと思います。

飼い主をどう思ってるかしだいで決まる

猫は単独で生きる動物なので、人間に対しては「親」か「子」として見てるといわれています。

本能で、子供には獲物を捕ってきて食べ物として与えたり、狩りの練習をさせたりしますので、もしネズミをプレゼントさせたら、その猫はあなたのことを「子供」と思っていると間違いないでしょう。

 

【注意】
前述のとおり猫はネズミを食べる動物です。

猫などネズミを食べる動物が周囲にいる場会は、殺鼠剤の使用を差し控えることをお願いします。

最近の殺鼠剤はペットが大量に食べない限り、事故がないように配慮させているとはいいますが、それでも毒餌は毒餌です。

殺鼠剤を食べたネズミは身体に毒を含んでいます。
そしてふらふらしていて、猫の恰好の獲物となります。

私は殺鼠剤は使わないでネズミ駆除をしてきました。
殺鼠剤を使わなくてもネズミ退治はできます。

それでももし殺鼠剤を使う場合は、「猫は毒ネズミを食べる」という認識を忘れずに、十分配慮して使ってくださることをお願いいたします。

 


 

結論:猫を飼ってもネズミはいなくならない

猫を飼ってもネズミはいなくなりません。
これが結論です!

猫を飼うだけでネズミがいなくなるなら、ネズミ駆除業者が日干しになります。

ネズミが家に出るなら、猫を飼うだけでネズミがいなくなる幻想は捨てた方がよさそうですよ。

猫を飼うよりネズミ駆除業者に相談が一番早道です。

 

根拠は我が家です

今まで20年以上猫を飼ってきて、家に2匹、外に野良猫が常に3~10匹うろうろしていますが、ネズミが0になることはありません。

幸い、居住スペースに出没したネズミは数匹で、ほとんどが天井裏と床下と家の周りで捕まりますが。

もしかして猫がいなかったら、ネズミの数はものすごい数だったのかも・・・怖

 

捨て猫の原因のひとつ

ネズミ対策として野良猫を拾ってきて、ネズミがいなくなったらポイっと捨ててしまう、そんな人は本当にいます。

ネズミを捕らない猫を捨てたり保健所に連れて行くなど言語道断。

人として最低の行為だと思います。
その捨てられた猫はまた野良猫として生きるしかありません。

 

残酷なとあるケース

猫を拾ってきて、餌をやらずネズミがいる天井裏に閉じ込めたというケースを聞きました。
これは私がネズミのことで調べていて、そんな人がいると知って本当にショックだった話です。

どうしてそんな残酷なことができるのでしょう。
暗い危険な屋根裏で都合よくネズミを捕ってくれると思ったのでしょうか。

飼うなら最後まで責任を持って!

ネズミ対策として猫を飼うという方、どうかお願いです。

「猫がネズミを捕まえて一掃してくれる」「猫を飼うだけでネズミがいなくなる」
そんな幻想は捨ててください!!

猫を飼うなら、ネズミ退治はあまりあてにせず家族として、最期まで看取る覚悟で飼ってくださるようお願いします。

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