池袋は8路線からなる巨大な鉄道ターミナル駅があり、新宿、渋谷と並ぶ山の手の3大副都心の一つとして有名です。
池袋駅を中心に駅の東口及び西口には大規模な繁華街が広がり、巨大な百貨店や専門店、飲食店などがあります。また北口および東口サンシャイン通り裏手、同明治通北側一帯には大規模な歓楽街があり、1日に約100万人の人が利用する巨大な街です。各種販売店、百貨店や、サンシャインシティといった複合商業施設、劇場等があります。
また、池袋駅西口(北)方面には観光地化されていない中華街が広がっており、在日中国人が日常生活で利用する店が営業しています。
アニメイト池袋本店や乙女ロードを中心として東口には若い女性を対象にしたアニメグッズや同人誌などを扱う店舗が密集して女性おたくの街としても認知されている。
池袋駅から少し離れると立教大学(西池袋)、帝京平成大学(東池袋)、重要文化財に指定されているフランク・ロイド・ライト設計の自由学園明日館、多くの著名人が眠る雑司ヶ谷霊園などの緑や文化財も多く、池袋演芸場などの寄席や小劇場もあります。
このように、様々な顔を特徴を持つ巨大な街「池袋」ですが、人が集まる街につきもののネズミの被害も数多く報告されています。
ネズミが媒介する病原菌
ネズミの被害は数々ありますが、一番怖いのがなんといっても衛生面での被害です。
昨今の新型コロナのように、目に見えないウイルスや細菌の運び屋になるのがネズミ。
特にクマネズミは走りながら糞尿をする習性があり、病原菌をまき散らしながら行動しています。走る病原菌と異名も持つ存在です。
また、ねずみに寄生しているダニなどを通じて、菌やウイルスが人間に感染するというケースもあります。
ねずみの排泄物から感染する病気としては「サルモネラ症」、ねずみの寄生虫から感染する病気としては「ツツガムシ病」、咬まれることで感染する病気としては「鼠咬症」などが有名ですが、重篤な場合は死に至ることもある非常に怖い病気です。
サルモネラ菌
サルモネラ菌は、ねずみが保有する病原菌の一種です。チフス菌もその仲間ですが、チフス菌を除いたサルモネラ属の菌を特に食中毒性サルモネラと呼んでいます。その名のとおり食中毒の原因になる細菌です。
予防薬のようなものはないため、食材の十分な加熱などで防ぐしかありませんが、ねずみによって菌がばらまかれると調理済みの食品を入れる容器が汚染されて、感染につながる場合もあり、注意が必要です。
パラチフス菌
チフス菌の一種パラチフスA菌の感染によって起こる病気です。症状は腸チフスに似ていますが、さいわい、腸チフスよりは症状が軽いことが多いです。
2004年に感染者が急に増えた例がありますが、それ以外は例年20例ほどの感染にとどまっています。おもに海外で感染することが多いのですが、海外からの出入りが多い土地では、保菌者の有無を考えるといつ被害が出てもおかしくないでしょう。
腸チフス
チフス菌は食中毒の原因になるサルモネラ菌の仲間で、これに感染することで起こる病気のひとつが腸チフスです。
チフス菌はねずみがいる環境で菌に汚染された飲食物から感染します。日本では年間30~70人の患者が報告されていますが、多くは海外の渡航先での感染でしたが、最近は海外渡航経験のない人の感染が増えており、この原因が不明であることから警戒されています。
E型肝炎
E型肝炎はウイルス性肝炎の一種です。おもに汚染された食肉などから感染(経口感染)しますが、このウイルスをねずみが媒介することがわかってきています。
日本ではE型肝炎の症例は少なく、過去にはほとんど海外での感染でしたが、近年、ウイルスは日本にも土着化したものとみなされています。そうしますと、人間と接する可能性の高いねずみから感染する危険性は高まっていると言えます。
ツツガムシ病
ねずみにはダニが寄生していることがよくあります。このダニの中には、リケッチアという微生物に感染しているものがあります。リケッチアに感染したダニの一種、ツツガムシに刺されることで人間が感染するのがツツガムシ病です。
ねずみそのものが菌を持っているわけではありませんが、ねずみよって運ばれてくる病気と言えます。媒介するダニは3種類おり、そのうち0.1~3%が菌を持っていると言われています。
鼠咬症
鼠咬症はねずみに直接、咬まれることによって感染し、起こる病気です。
発症すると咬まれた傷口はただれたよう(潰瘍)になり、付近に発疹が出ます。合わせて39度ほどの発熱があり、頭痛や寒気、震えといった症状が出ます。熱は数日でいったん下がりますが、ふたたび発熱し、これを数回繰り返すという経過をたどります。
ペスト
ペストは、ねずみによってもたらされる病気の代名詞と言えるものです。
感染したねずみの血を吸ったノミが人間を刺すことで感染します。14世紀のヨーロッパで大流行し、当時の人口の三割が失われたと言われています。現代では衛生環境の改善で感染数も減り、日本では1926年を最後に患者は報告されていません。それでも海外ではいまだ感染例があります。
予防薬やよく効く薬もできていますが、早期に治療がされないと致死率は高い危険な病気ではあります。ペストには腺ペスト、肺ペスト、敗血症型ペスト、皮膚ペストなどの種類があり、中でも危険度が高いのは肺ペストで、適切な治療が行われないと2~3日で呼吸困難で死亡します。
レプトスピラ症
ねずみの排泄物に含まれているレプトスピラ菌が、水や土壌を経て感染する病気です。特に重症なものはワイル病と呼ばれ、感染者の一割程度いるとされます。
レプトスピラ症は人間だけでなく家畜やペットにも感染する人獣共通感染症のひとつです。犬やハムスターが感染すると急激な症状が出て死亡してしまいます。ワクチンが開発されていますが、菌のタイプによっては対応しないこともあるため、完全な予防法には至っていません。
腎症候性出血熱
ねずみが保有している代表的なウイルスと言えるのがハンタウイルスです。腎症候性出血熱はハンタウイルスが原因の病気で、ねずみの排泄物を通じて感染します。
1931年に中国で発見され、現在も中国・韓国を中心にみられます。
症状は発熱、頭痛、腎不全、皮下および臓器における出血などですが、今のところワクチンをはじめ有効な治療法が確立されていません。 対症療法にならざるをえず、腎不全の症状が重い場合は人工透析が必要になります。
池袋のネズミ駆除業者
ねずみの存在は百害あって一利なし。深刻な状況になる前に一刻も早い駆除が重要です。
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