オーストラリアのネズミ大量発生について

オーストラリアのネズミ大量発生についてオーストラリアのネズミ大量発生

オーストラリア南東部ニューサウスウェールズ州でネズミが大量に発生し、公衆衛生上の問題となっています。

正確な数は不明ですが、百万匹単位と報じる地元メディアもあります。連邦科学産業研究機構の研究者、スティーブ・ヘンリー氏によると、ネズミの大量発生は何年か干魃(かんばつ)が続いた後に見られる傾向があるそうです。

オーストラリア東部では近年、記録的な干魃が続き、大規模な森林火災の一因にもなっていました。けれど今年は3月に大雨が降るなど地域によっては干魃傾向が緩和されました。その結果、餌とする農作物や水が豊富となり、繁殖に適した環境になったといいます。

干ばつが数年続いた後、2019年末から20年初めまで壊滅的な森林火災が発生。その後、複数の地域で洪水に見舞われました。

2021年5月18日には、ニューサウスウェールズ州ダボの貯蔵庫で無数のネズミが仕掛けに群がる様子を捉えた動画がツイッターで投稿され、注目を集めました。

オーストラリアのネズミ大量発生について

ニューサウスウェールズ州以外にもネズミ被害地域が拡大

ネズミは生後6週間で繁殖を始め、その後は20日程度に1回、6~10匹を出産する。気候の良さもあり急速に増えているとみられ、ニューサウスウェールズ州以外にも被害地域が拡大しています。

同州政府はネズミの駆除などのために農家に5000万豪ドル(約42億5500万円)の資金提供を発表。さらに通常の2倍ほどの効果がある殺鼠剤の使用を認めるよう連邦政府に求めています。
ネズミは農作物を食べ荒らすだけでなく、穀物や干し草の貯蔵施設にも侵入し、農家が多大な経済的損失を被っています。住宅や病院に入り込んで人をかんだり、死骸が悪臭を放ったりするなど公衆衛生上の問題にも発展しています。

ネズミ被害は経済的にも社会的にも危機的な状況

AP通信によれば同州のアダム・マーシャル農相は「経済的にも社会的にも危機的な状況」だとコメント。やむをえず連邦政府が使用を承認していないインド製の殺鼠剤「ブロマジオロン」を5000リットル分注文しましたが、農業協同組合では被害額は10億オーストラリア・ドル(約853億円)を超えるおそれがあると見ています。

ニューサウスウェールズでは近年、洪水や山火事が多発したがネズミはわずかに残された場所に隠れて生き延びた形。地元メディアなどによれば、“天敵”となる動物が一連の自然災害で減ったことも大発生につながったのではないかと見られています。

ネズミの大群が刑務所インフラ破壊

オーストラリア東部の刑務所で22日、ネズミの大群が押し寄せ生活インフラを破壊したことから、受刑者数百人が別の施設への移動しました。

ニューサウスウェールズ(New South Wales)州のウェリントン矯正センター(Wellington Correctional Centre)では、大量のネズミが天井に穴を開けて電線をかみ切ったため、収容人数を縮小して修繕工事を行うこと。

同月中に最大で受刑者420人と職員200人が別の施設に移りました。

ネズミの大群がネズミ捕りに飛び込む

ダボー近郊の農民は、何百匹ものネズミを簡易の「ネズミ捕り」へとほうきで追い立てます。大量の水が入ったたらいで、中に落ちたネズミは溺れて死ぬしくみです。

けれどもこの程度の抵抗では、ティンクさんをはじめ、豪東部の多数の農家を襲ったネズミの大発生にはほとんど歯が立たない状況です。

ネズミたちは穀物や干し草を食い荒らし、少しでも食べられそうな物を常に狙っています。病院で患者がかじられ、機器が破壊されるといった被害や、ネズミの大群が道を走り回る様子が報告されています。

ネズミの大発生に加え、南半球の冬の間中続く可能性があるとみられていて、今後また来るかもしれない干ばつへの心配もあります。

ネズミの大発生は10年に1度起きているとみられるということですが、気候変動でさらに頻発する恐れがあると指摘されています。

「もし寒い冬がなくなれば、一年中ネズミに餌を与えるようなものであり、これは突発的ではなく慢性的な現象になる」ということです。

※動画にはネズミが出ますので見たくない方は再生注意

以上、オーストラリアでのネズミ被害のまとめでした。
今後もまたネズミ被害は続く可能性もあり、注目していきたいと思います。

出典:https://bonafidr.com/2021/05/29/%E3%80%90%E5%8B%95%E7%94%BB%E3%80%91%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%A7%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%81%8C%E5%A4%A7%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E8%BE%B2%E4%BD%9C/

ネズミ被害と家の価値

ネズミ被害が大きくなる前に・・・
ネズミ被害が大きくなると、
欠陥住宅・告知義務になるため、資産価値が大きく下がります。
最悪、更地にしないと売れなくなる場合も。

 

そこで、今のうちに

  1. 家がイクラで売れるか?
    *最高でいくら?最低でもいくら?
  2. 近隣の資産価値の推移
    *今後の開発予定の確認・思惑

とりあえず、選択肢を増やしておくといいと思います。

首都圏の中古マンションの平均成約価格が

  • 2003年1月は、1,980万円
  • 2022年3月は、4,158万円

と20年余りで倍以上になっています。
一軒家の場合、築年数は関係ありません
土地の価値がそのまま査定額になるため、想像以上の売却額になることは間違いありません。

実際に売るわけではないので、無料ですし1年に1度確認することで資産管理にもなります。

驚異的なネズミの繁殖力にはご注意を

 

そこでソニーグループのSRE不動産のAI査定してみてはどうですか?

*AI査定のメリットは
不動産会社の人が自宅に来ることなく”内緒で査定可能”です。

>>AI不動産査定はコチラ

この記事を書いた人
ねずいや

数年に渡りネズミに悩まされ、様々な無駄な労力を使い苦労しながら得たネズミ駆除情報をお伝えいたします。業者に頼んだ数年後再発、その後は屋根に登り、床下に這いつくばり、自力で少しずつ解決していきました。ネズミっちゅう生きもんは甘くみない方がいいですよ...しつこいよ(ボソッ)

ねずいやをフォローする
オーストラリアのネズミ大量発生ネズミ雑学
本気で絶滅を目指す!ネズミ駆除体験・業者選び
タイトルとURLをコピーしました