はじめて自分でネズミ駆除をする際の注意

はじめて自分でネズミ駆除をする際の注意ネズミ駆除業者

ネズミ駆除を自分ですると決意した方は、それなりの覚悟が必要です。

私はネズミ駆除は、素人が安易に手を出さず、はじめからプロに任せた方が結果が良好だと思っています。

ネズミ駆除は簡単なようで難しい

大抵の人はちょっと手を付けてうまくいかず「やっぱりお手上げ!ネズミ駆除業者さん助けて~」ということで頼むケースが多いのではないでしょうか。

スーパーラットにしてしまう危険

そうなるとおそらく業者さんは警戒心が強くなって、罠が危ないと学習した、毒餌にも免疫がついたいわゆるスーパーラットになってしまったネズミを「なんとかしてくれ」と、言われてうんざりすることになります。

ネズミ駆除を自分ですると決意した方は、それなりの覚悟が必要です。

 

自分でする最低限の覚悟とは

それでも自分でするというのであれば、以下のことを覚悟しなければなりません。

  • 長期戦ができるか
    ネズミは手ごわい、こじれたらエンドレスです。
  • ネズミ対策商品は高いのを知って駆除できるか
    ネズミ駆除業者に頼むより、必ずしも安上がりとは言えません。
  • 汚いことに耐えられるか
    ネズミといえば動く黴菌、住んでいる場所も汚いです。
  • ネズミを「殺す」という行為に耐えられるか
    生き物の命を奪うというのはかなり決心がいります。

これらの覚悟は必須です。

 

あれば有利なスキル

できればDYIが好きな方だとか、高所恐怖症ではないとか、閉所恐怖症ではないとか、もしそういう能力をお持ちなら、ネズミ駆除に役にたちます。

プロに任せた方が良いとお思いの方

ここまで読んで、ネズミ駆除はプロに任せた方が良いとお思いの方は、どうぞプロに相談してください。
注:ちなみに私はネズミ駆除業者やメーカーの回し者ではありません。

 

自分でネズミ駆除をする方はここの先は、私の経験からのネズミ対策のコツを書いていきたいと思いますのでお付き合いください。

ネズミは駆除しないとネズミ算式に増える

ネズミは放置すると増えます。
当たり前と言えば当たり前ですが、増えれば増えただけ駆除が大変になります。
なのでネズミは放置しないで必ず何等かの対処をしましょう。

まず調べる

大抵は罠か毒餌どちらか、あるいは両方を使って駆除するのですが、その前にすることがあります。

ネズミが出ても慌てて罠を掛ける前にいろいろ調べましょう。
やみくもに罠をかけるのは労力の無駄です。

ネズミは人の動きを観察している

ネズミは臆病な動物なのでじっとどこかに潜んでいて、家の人が寝静まった1時間後あたりにでてきて、餌を物色します。
とても頭が良いので、人間の行動パターンを把握していて、人がいない時間を知っているようです。

家具など物の配置は変えない

とにかくこちらも慎重に、なるべくものの配置を変えずに、そっと探してみましょう。
ネズミの痕跡を探すのにはポイントがあります。

ネズミの痕跡を探すのにはポイントがあります。

 

ネズミの音はネズミ駆除の第一歩

私がいつも気にしているのは「音」です。

テレビや音楽などの音があると、小さなネズミの音は聞きづらいかもしれませんが、ときどき小さな音がしますので注意して耳をそばだてて聞いてみてください。

音はネズミの行動を探り当てるヒント

どこかを歩くトコトコっという音や、壁の中を移動する音、天井を歩く音、床下のガス管を伝う音。
鉛筆の芯をトトトっと机に叩くような音がしたら、何かをかじっている音です。
派手にバリバリ音を立てて何かを破壊している音のときもあります。

まあ、実にいろんな音がします。
音はどこにネズミがいるか、場所を探り当てるヒントになります。

怖かった音

私がぞっとしたのは、いつもスススッっという音がして、ずっとそれが何なのかどこの音なのかわからなかったのですが、ある日、天井裏を調べていて、電気の配線を上り下りしているネズミの音だったことが判明した時です。
その事実を知ったときは本当に怖かった。

ネズミの音

 

ネズミの音はネズミ駆除の大きなヒント

さて、ネズミの音がどこからしているかわかったら、そこを丹念に調べます。
といっても、音がどこからしているのかわからないことも多いけど。

音がしているあたりと丹念に調べると、たいていそこに何かがあります。

わからないときはゴム手袋を装着して、怪しいところを触ってみると発見できます。

ネズミの通り道『ラットサイン』

周辺に黒い汚れや、糞や毛があればそこがネズミの通り道です。
これを「ラットサイン」と呼びます。

ラットサインを見つけたら、その近くに必ずネズミが通る穴や隙間があります。

見ただけでわからないこともある

見ただけではわからないことも多いので、鏡を使ったり、ビニール手袋をはめた手で触ってみるとみつかります。

子ネズミは直径1.5cmの穴、大人のネズミなら500円玉があれば通れるといわれていて、私はだいたい指1本くらいという意識で穴を探します。

すぐに塞ぐのはNG

すぐに塞ぎたくなるのですが、慌てて塞いではいけません。
塞ぐと、中にネズミを閉じ込めることになり、パニックになったネズミが電気コードをかじったり、出られなくなって壁の中などで死ぬということも考えられるからです。

まずは罠を仕掛けよう

まずは見つけた穴の周りに罠を仕掛けます。
できれば1週間くらいは罠を置きましょう。

 

ネズミ駆除は粘着シート罠が扱いやすい

用心深いネズミは見かけない罠に警戒するかもしれないので。
罠はとりもちの付いた粘着シート罠が買いやすく後処理も楽で手軽です。

罠は多ければ多いほど成功率が高いので、ケチらずに使いましょう。
ここでとりあえず1枚とか、2枚とかではネズミに学習させるだけです。

罠はたくさん仕掛けるのが成功の秘訣

捕るならに確実に捕りたいものです。
ネズミが掛かった罠は捨てることになりますが、掛からない罠はどうせ繰り返し使えるので、予算の都合にもよるでしょうができるだけたくさん使いましょう。

私は粘着シート罠は1回20枚くらい買います。屋根裏や床下には置きぱなしなのでトータルで100枚くらい使ったかも。

ラットサイン 粘着シート罠 ネズミ罠出典:https://life-navi.link/?p=688

 

ネズミの穴は2つある

家の中にネズミがいたなら居住空間である内側に穴、そして外からネズミがやってくるのだから、家の外側にも穴があります。
もし天井や床下にしかネズミがいなければ、穴が家の外側にしかないということになります。

「中の穴」と「外の穴」は近くに存在する

家の中に穴を見つけたら、その部屋の外側を調べると穴が見つかることが多いです。


出典:https://life-navi.link/?p=688

 

ネズミの侵入ルートについてはこちら
興味がある方はよかったらまた読んでくださいね。

ネズミ被害と家の価値

ネズミ被害が大きくなる前に・・・
ネズミ被害が大きくなると、
欠陥住宅・告知義務になるため、資産価値が大きく下がります。
最悪、更地にしないと売れなくなる場合も。

 

そこで、今のうちに

  1. 家がイクラで売れるか?
    *最高でいくら?最低でもいくら?
  2. 近隣の資産価値の推移
    *今後の開発予定の確認・思惑

とりあえず、選択肢を増やしておくといいと思います。

首都圏の中古マンションの平均成約価格が

  • 2003年1月は、1,980万円
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と20年余りで倍以上になっています。
一軒家の場合、築年数は関係ありません
土地の価値がそのまま査定額になるため、想像以上の売却額になることは間違いありません。

実際に売るわけではないので、無料ですし1年に1度確認することで資産管理にもなります。

驚異的なネズミの繁殖力にはご注意を

 

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この記事を書いた人
ねずいや

数年に渡りネズミに悩まされ、様々な無駄な労力を使い苦労しながら得たネズミ駆除情報をお伝えいたします。業者に頼んだ数年後再発、その後は屋根に登り、床下に這いつくばり、自力で少しずつ解決していきました。ネズミっちゅう生きもんは甘くみない方がいいですよ...しつこいよ(ボソッ)

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