日本最大級のライフサービスプラットフォームを展開するシェアリングテクノロジー株式会社の面白い調査結果があります。
2017年10月、同社に寄せられた全国のねずみ被害に関するデータ約3,700件をもとに実態調査を行いました。
その結果をもとになんと「ねずみ駆除の相談件数が多い・少ない都道府県」のランキングができたのです
日本全国で、ねずみで困ってる都道府県とはいったいどこだと思いますか?
たぶん、皆さんの頭に浮かぶのは大都会ではありませんか?
マスコミで「大都会で急増するネズミ被害」というフレーズを耳にしますよね。でも今回の結果は必ずしもそのイメージと一致するものではありませんでした。
ネズミに困ってる都道府県とは・・・・
ねずみで困ってる県 第3位 愛媛県
「愛媛県」は瀬戸内海や豊後水道などに面した県です。
松山市に続いて相談件数の多い宇和島市はリアス式海岸を持つ地域で、市街地と山林の距離が近くなっています。
市街地と山林の距離が近いことは、ねずみ発生と市街地・山林の距離の関係に因果関係があるのではないかと言われています。
ねずみで困ってる県 第2位 岐阜県
ねずみで困ってる県、第2位は岐阜県です。
岐阜県は日本の中部地方に位置している内陸県の一つです。
岐阜市・大垣市のほかに多治見市の相談件数が比較的多くなっています。
岐阜県の地形は変化に富んでいて、北部の飛騨地方の大部分は、標高3,000m級の飛騨山脈をはじめとする山岳地帯で、平地は高山盆地などわずかしかありません。
岐阜県は県南部が名古屋市などにもアクセスが良いため、多くの住宅街が存在します。岐阜市や大垣市といったところの一般家屋からネズミ被害があるようです。
ねずみで困ってる県 第1位 山梨県
栄えあるネズミ被害の多い県、第一位は山梨県です。
「市街地と山林が同じ市内に隣り合う自治体」のねずみ被害指数が高い傾向があります。
とくに盆地や谷部分に位置する甲府市はこの傾向が強いといえるでしょう。
さらに盆地特有の「最低・最高気温の差が大きい」という気候も、ねずみが暖かい家屋に住み着く一因となっているようです。
滅びの笛
西村寿行の長編パニックサスペンス「滅びの笛」というお話をご存じでしょうか。
大量発生した鼠と人間たちとの闘いを描く日本を代表するパニック小説で、ネズミが大発生したのが山梨県山中です。
山梨県山中にて鼠が大量発生して人畜を襲い、死者も出る大惨事に。鼠たちは数を増やしながら東へと向かう。自衛隊が出動するが打つ手がない。村、町は混乱に陥る。恐怖に駆られた暴徒は女を犯し、ある者は銀行を襲撃、あたりには鼠に食われた死体が転がる。鼠はプロパンガスのホースまで囓り各所で火事が起き、ついには甲府市が火の海となる。民衆のパニックは頂点に達した……。
Wikipedia『滅びの笛』より
もちろんフィクションなのでご安心を。
ねずみで困ってる県 その他の県
ねずみ被害指数が最も高い都道府県のランキングはこちらです。
ねずみ被害指数が高い山梨県に着目すると、海に面する部分がない内陸県です。相談事例は中心地である甲府市に続き、高原地帯である北杜市の件数が多くなっています。岐阜県や長野県も内陸県であり、岐阜県は岐阜市・大垣市のほかに多治見市、長野県は松本市・上田市・伊那市・飯田市の相談件数が比較的多くなっています。
ネズミ被害指数の低い都道府県は
一方で、ねずみ被害指数の低い都道府県としては、本州で2つの海に接する青森県・山口県・兵庫県がすべて4位までに入っていることが大きな特徴です。
また島根県を含め、いずれも日本海に接する県です。このことから、冬の寒さが厳しい日本海側ではねずみの被害が少ない傾向が見られました。
ねずみには「暑さに強く寒さに弱い」という特徴があり、とくに山林からねずみが市街地に下りてきやすく、寒暖差の大きい盆地では家のなかにねずみが逃げ込みやすいといえるのではないでしょうか。
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