ネズミ問題に悩む渋谷が話題です。
先日、某大手コンビニの店内にネズミがチョロチョロしている様子がSNSで拡散されました。
調べてみたら、コンビニ以外でも出てくるわ出てくるわ。
渋谷は本当にネズミの街になっていました。
そういや渋谷のコンビニのネズミ話題になっとったけど、
ちょっと前渋谷のH&Mで試着試みとるネズミ見たよ。 pic.twitter.com/B0n6GURe3o— 平田くん (@hira_honmono) August 8, 2019
渋谷のポタパスタ行ったらネズミが走り回ってました
もう一生行きません pic.twitter.com/4YO1DdDxTj— 山田 (@hayajini) March 6, 2019
【閲覧注意】渋谷のネズミ問題は何年も前からなんだよ…。
センター街はどの飲食店も昼夜問わず生ゴミを放置しているんだから、ネズミどころか虫だって酷い。
渋谷区長は知っているの?
渋谷ってゴミ捨ての指定日ないの?
観光客に対して恥ずかしいよ。 pic.twitter.com/ld6gw5NQks— 酒場女子🍶野菊とはしご酒 (@nogiku_hashigo) August 7, 2019
渋谷はコンビニのみならず、特に駅周辺はネズミの巣窟だから植え込みなんかに腰をかけるのは注意しようね! pic.twitter.com/wcpk8o8EU2
— カフェおぢ (@Wolfrandre) August 6, 2019
代官山へ行く前、渋谷のモヤイ像のところで、写真撮ってる人がたくさんいると思ったら、小動物が!!
2匹は見ましたが、果たしてこれは何?
ネズミ?ハムスター? pic.twitter.com/PpfF5yEdUp— たっかぁ (@tackerJPN) July 15, 2019
渋谷のネズミは打つ手なし
繁華街の宿命かもしれませんが、特にネズミ被害が目立つのが渋谷という状況になっています。
築地移転の時のように、計画的に囲い込み作戦ができないでいるので、根本的な解決ができないのです。
築地市場があった中央区などでは解体工事の際にネズミ駆除などを行うよう指導要綱に明文化しているのですが、渋谷区では定められていない、その辺も問題でしょう。
平成24年に渋谷ヒカリエが開業するなど、近年、大規模再開発で、古くからある「ネズミが長年我が家にしていたビル」があちこち取り壊され、追い出されたネズミが姿を現すようになったとも言われています。
今後は解体前のネズミ駆除を義務化する条例を作ったり、街ぐるみで取り組まないかぎり、根本解決は難しいのだと思います。
ネズミ対策の第一歩は環境づくり
ネズミの気配を感じたときにすべきことは「ネズミが嫌いな環境を作ること」です。
ネズミが嫌いなことはいくつかありますが、自分でできることは「ネズミが嫌いな環境を作る」「ネズミがくつろげないようにする」ということです。
餌をなくす
米や常備食を密閉容器に入れておくことは基本中の基本です。
瓶や缶か戸棚、ネズミの歯が立たないようなものにしましょう。
我が家の場合、とりあえず一時的に食べ物をしまいたいときは、電子レンジに入れておく暗黙のルールができています。
床に落ちている米、神棚や仏壇のお供え、レンジの油汚れ、炊飯器のしゃもじ、生花などは忘れがちなので注意。
ネズミはお花が好きなので、仏壇の花はネズミがいなくなるまでは一時的に造花にするのも手です。
繁殖したくない状況を作る
特にクマネズミは利口で臆病なので、繁殖するときは出入り口が2か所以上存在しているのを確認してから子育てします。
なので、ネズミが家に発生したなら、侵入箇所は1つ発見して終わりにしないで複数個所探してください。
巣材になるような新聞紙段・ボール・衣服・布類はケースにしまっておくことを徹底します。
天井裏の断熱材は巣材になる頻度が高いので、巣にしにくい断熱材を選んだ方が良いでしょう。
居心地を悪くする
- 嫌な臭いのする場所
- 嫌な音・聞きなれない音がする場所
- 怖い音がする場所
- 物が置いてない空間
- 敵がいる場所
このような空間をネズミは嫌います。
なので忌避剤や超音波のネズミ除けが利用されるのです。
ただし、ネズミは時間が経てばそのよう慣れてしまって、また戻ってきます。
なのでネズミが出て行ったあとは必ず侵入口を塞ぐ必要があります。
忌避剤や超音波のネズミ除けは、再侵入を防止する役目として置いておくと安心です。
敵の存在
敵とは猫・フェレット・ヘビ・猛禽類・ハムスターなど。
ちなみに猫はネズミがいれば捕りますが、猫のニオイでネズミがいなくなるという説は疑問です。
我が家は猫は家の中に飼い猫が2匹、外に野良猫が複数匹うろうろしていて、尿やマーキングのニオイがしてますが、ネズミは猫の手が届かない天井裏や床下には来ていました。
ネズミは猫のニオイなんて気にしていません。
ネズミを駆除する
家にやってくるネズミは罠で捕まえるか、殺鼠剤で殺すかして駆除しなくてはなりません。
ネズミは自分でいなくなってはくれません。
ネズミを放置すると、汚い足で台所や食べ物を汚染してまわり、糞や尿を落とし、病原菌とダニやノミを振りまきます。
なので、必ず捕まえなくてはならないのです。
腐敗しやすいので、捕まったネズミを放置しないよう、チェックするようにしましょう。
そして、殺鼠剤はどこでネズミが死ぬかわからないので、使用するときは粘着罠と併用するようにしましょう。
手の届かない場所や壁の中で死んだら穴を開けて取り出さなくてはなりませんから。
ネズミの侵入口を塞ぐ
ネズミが侵入しやすい場所は、わりと好んで同じところから入る傾向があります。穴の多きさは指一本なら侵入可能と覚えておきましょう。
ネズミが侵入している箇所は「ラットサイン」という煤のような汚れや毛や糞尿がありますので、侵入口を探す目安になります。
ネズミが好む侵入口の例は以下の場所です
- キッチン周辺の隙間
- エアコン導入部
- 屋根や軒の隙間
- 壁の隙間
- 床下通風孔
- 雨戸の隙間
- 下水まわり
- 開いている窓
自分でネズミ駆除できなければ駆除業者を
ネズミが1~2匹しかいない場合、ネズミに入られてまだ日が浅い場合は、自分でネズミ駆除することはできなくはありません。
ただし、ネズミはかなり執念深いので、1つ侵入口がなくなったくらいでは、諦めずに別の侵入可能な隙間を見つけます。
「ネズミに狙われた家」というのはそれだけやっかいなのです。
完全にいなくなり全部の侵入口を突き止めるには時間がかかります。
へたしたら3年もかかることもあります。
それなら初めからプロのネズミ駆除業者に頼む方が早道です。
期間はケースによって違いますが、短期間で作業が終わるはずです。
大体1~3か月の期間、3~4回目の作業でネズミ駆除が完了するケースが多いようです。
ネズミがたくさん増えてしまった家や、何年もネズミで悩まされている家は、自力では難しいので、そういう場合は迷うことなくネズミ駆除業者にまかせましょう。