ちょっと待て!その静けさは出産ちゅ~(かも?)

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ちょっと待て!その静けさは出産ちゅ~(かも?)ネズミ対策

冬の間、天井裏の運動会で悩まされた方もおられるかと思います。

春になり、気温が高くなると「ぴたっ」と煩かったネズミの動きがなくなることがあります。

「ああ、温かくなったから外にやっと出て行った」と思いますよね。

天井裏を好むネズミといえばクマネズミですが、彼らはもともと東南アジアが原産地といわれ、温かいのが好きです。

だからこそ、寒い冬は暖かい家の天井裏にいるのですが、長い冬が終わり、ちょっと気温が高くなるころちょっと活発になってきて、その後ぴたっと音がやむのです。

でもここでほっとするのは気が早いかもしれません。

静けさ、それはもしかすると出産子育てちゅ~?かもしれません・・・

 

ネズミが静かなのは出産子育て中?

ネズミは一年中出産しますが、春と秋は特に繁殖率が上がります。

ネズミの繁殖が多いのは春と秋の年2回で、ちょうど3~5月頃と9~11月頃です。

今までいたネズミが急に静かになってホッしたのは束の間、また家の壁の中などでごそごそしだしたら要注意。

出産により数を増やしてしまったということになります。

ネズミとはいえ、出産子育て中はちょっと静かになりますから。

静かな期間、もしかすると壁の中などで子ネズミのかすかな鳴き声が聞こえるかもしれません・・・

小鳥の小さなひとりごとのような声です。
そんな声が聞こえたら、残念ながら繁殖決定です。

 

ネズミが静かなのは出産子育て中?

ネズミを繁殖させないために

物がない広い空間はネズミは嫌いです。

ネズミは体を隠すものがごちゃごちゃ散らかっていて、食べ物があって、巣材となるものがある場所を好みます。

ネズミはスーパーのビニール袋一つでも巣材にします。
段ボールや放置してあった服も巣材にします。

そう考えるとネズミに入られた家はとくに、徹底した整理整頓が必須になるのもうなずけます。

ネズミに繁殖させないためには「整理整頓」「掃除」「食べ物の放置をしない」これらを徹底して、ネズミに嫌われる住環境を作りましょう。

ネズミを繁殖させないために

ネズミが静かなのは拠点を変えたのかも?

ドブネズミは野外に巣を持つことがありますが、クマネズミは家の外に巣を持たないのだそうです。

私もそれを最近知ってとてもショックだったのですが、あくまでもクマネズミの巣は家のどこかに作るのだそうです。

人間が嫌いなくせに人間に依存している困ったやつです。
(人間が好きだとしても困りますが・・・)

ネズミの移動

ネズミは冬、天井裏など比較的、音が響きやすい場所にいるので、その存在に気が付くことが多いです。

ですが、気温が高くなると天井裏から床下に移動して、気温が高くなると床下移り住みます。

床下はネズミが動いてもわかりにくいので、本当はガサゴソしてるのにまったく気が付かないことが多いのです。

春の一時期ネズミの動きが活発になるような気がすることがあるのは、天井から床下に居場所を移すから(かもしれません)。

もちろん建物の構造とネズミの移動ルートはまちまちなので、一概に言えませんけど。

ネズミの移動

もしネズミが繁殖してしまったら

この静けさのあとに、ネズミが騒がしくなったら、間違いなくネズミが繁殖してしまったということになります。

こうなると素人が手を出すのはちょっと、というかかなり無理です。

迷わずネズミ駆除業者さんに連絡を。
ネズミ算と言われるくらい、ネズミは繁殖力旺盛ですので。

【ネズミ算】
正月に、ネズミのつがいがあらわれ、子を12匹産む。そして親と合わせて14匹になる。このネズミは、二月に子ネズミがまた子を12匹ずつ産むため、親と合わせて98匹になる。この様に、月に一度ずつ、親も子も孫もひ孫も月々に12匹ずつ産む時、12ヶ月でどれくらいになるかというと、276億8257万4402匹となる。

吉田光由が著した『塵劫記』現代訳より